最近、テレビ番組の中で格闘技大会「ブレイキングダウン」のパロディ企画が話題を集めています。
この「ブレイキングダウン」は、格闘家の朝倉未来さんがCEOを務めるアマチュア格闘技大会で、1分間で最強を決めるというシンプルなルールが大人気。
そんなフォーマットが、バラエティ番組でも使われているのはご存知でしょうか?
「チャンスの時間」や「新しいカギ」など、人気番組がユーモアたっぷりにアレンジしていて、その面白さに多くの視聴者が夢中になっています。
今回は、この2つのパロディ企画に焦点を当てて、どんな点が特に面白いのか詳しく紹介します。
ブレイキングダウンのパロディ番組が面白い!
まず、「ブレイキングダウン」という名前を聞いたことがある方は多いと思いますが、もともとは格闘技の大会です。
しかし、このフォーマットがバラエティ番組で活用されるようになり、「ブレイキングダウン」の持つ独特の緊張感と無礼講の雰囲気が、お笑いの世界でも生かされるようになりました。
パロディとして特に話題になっているのが、「チャンスの時間」と「新しいカギ」という2つの番組です。
どちらも本家「ブレイキングダウン」のエッセンスを取り入れつつ、独自のユーモアを加えていて、それが視聴者を虜にしています。
本家の「ブレイキングダウン」は、ただの格闘技イベントではなく、個性豊かな参加者たちがオーディションで自己主張を繰り広げる姿が最大の見どころとなっています。
その過激なシーンや、参加者たちが対戦を前に互いに怒鳴り合う場面などが特徴です。こうした雰囲気が、パロディ企画ではユーモラスに再現され、視聴者に新たな笑いを提供しています。
パロディ企画が受け入れられる理由のひとつには、元ネタとなる「ブレイキングダウン」のキャラクターたちがあまりにも個性的で、パロディにしても「やりすぎ感」がなくなるという点が挙げられます。
パロディであっても、元ネタに忠実すぎるほどで、むしろそれが面白さを引き出しています。朝倉未来さん自身も、このパロディ企画について「宣伝になるから嬉しい」と好意的に受け止めています。
チャンスの時間のブレイキングダウンのパロディ企画が面白い!
「チャンスの時間」(ABEMA)は、お笑いコンビ千鳥がMCを務める人気バラエティ番組です。
この番組内で行われる「ブレイキングヤンチャオーディション」というパロディ企画は、視聴者の間で大人気。
タイトルからしてすでに面白さがにじみ出ていますよね。パロディの要素を盛り込みつつ、オリジナリティ溢れるユーモアを展開しています。
「ブレイキングヤンチャオーディション」では、しずる・KAZMAさんと大悟さんがMCを務め、若手芸人たちが「ヤンチャ」をテーマにアドリブの技を披露します。
オーディション形式で進行されるため、まるで本家のブレイキングダウンのような緊張感が漂いますが、その緊張感の中にも芸人たちの笑いを取る巧妙なアドリブが光ります。
例えば、芸人たちが本家「ブレイキングダウン」のように自分たちの強みや個性をアピールし、時にケンカ腰の発言をするのですが、それが全てお笑いとして成立しているところがこの企画の面白さです。
特に、出場者同士の掛け合いが見どころで、「ブレイキングダウン」ならではの挑発的な言葉遣いも、芸人の手にかかると笑いに変わります。
視聴者は、緊張感の中で笑いが生まれるという不思議な感覚を楽しむことができ、次のオーディションでどんな新しい「ヤンチャ」芸人が出てくるのか期待が高まります。
実際に、パロディでありながらも、本家に負けないほどの熱気があり、まるで「お笑い版ブレイキングダウン」を見ているかのような気持ちにさせられます。
新しいカギのブレイキングダウンのパロディ企画が面白い!
次に、「新しいカギ」(フジテレビ)でも、「ブレイキングダウン」のパロディが放送されています。
「ものまねBreakingDown」という企画では、レギュラーメンバーが本家「ブレイキングダウン」に登場する個性的なキャラクターたちをものまねし、観客を大爆笑させています。
このパロディ企画の特徴は、本家を模したオーディションシーンから、ケージでの対戦まで、細部にわたって再現されている点です。
たとえば、キャラクター同士が言い合いを始め、ケンカ腰になる場面も忠実に再現されていますが、そこに芸人たちの巧みなものまねが加わり、単なるパロディではなく高度なコメディとして成立しています。
さらに、レギュラーメンバーたちが本気で「ブレイキングダウン」の雰囲気を再現しようとしている姿勢が、視聴者に伝わってくる点も面白いところです。
ものまねのクオリティが非常に高く、本家を知らない人でも楽しめるようなユーモアが散りばめられています。
特に、「ものまねBreakingDown」では、お笑いの枠を超えて、出演者たちが自分たちの持ち味を存分に発揮しているため、毎回予測不能な展開が繰り広げられます。
視聴者は「次はどんなキャラクターが登場するのか」とワクワクしながら見ています。
また、この企画はゴールデンタイムに放送されることが多いため、幅広い視聴者層が楽しめる内容になっています。本家のファンはもちろん、バラエティ好きな人たちにとっても見逃せない企画のひとつです。
まとめ
「チャンスの時間」と「新しいカギ」で放送されている「ブレイキングダウン」のパロディ企画は、それぞれ異なる魅力があります。
両番組とも本家の持つ独特な緊張感や個性を上手に取り入れつつ、芸人たちが繰り広げるアドリブやものまねが視聴者を笑いの渦に巻き込んでいます。
「ブレイキングダウン」の人気が高まる中、こうしたパロディ企画が増えてきた背景には、元ネタのキャラクターやシチュエーションが強烈で、どんな形でアレンジしても成立するという点があるでしょう。
視聴者にとっても、バラエティ番組で見るパロディは一種の娯楽であり、今後も続いていくことが期待されます。
本家の朝倉未来さんがパロディ企画を歓迎していることもあり、これからさらに新しい「ブレイキングダウン」のパロディが生まれてくる可能性があります。今後もどのように進化していくのか楽しみにしておきましょう。
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