格闘技イベント「ブレイキングダウン」が一時期大きな話題を呼んだことは記憶に新しいですが、最近では「飽きた」「オワコン」といった声が増えているのも事実です。
そんな中、視聴者の関心が薄れてしまう理由や、運営者の朝倉未来さん自身も感じている問題点について詳しく解説します。
本当にブレイキングダウンはオワコンなのでしょうか?その真相を探り、イベントの未来について考えてみましょう。
ブレイキングダウンはオワコン?人気低迷したと言われる理由はなぜ?
かつて大盛況だったブレイキングダウンですが、最近では「オワコン」という声が目立ち始めています。
その理由として、まず挙げられるのは試合やイベントの「マンネリ化」です。ブレイキングダウンの魅力の一つに、試合前のオーディションや乱闘シーンなど、過激な演出がありました。
しかし、これらの演出が毎回似たような展開を繰り返しているため、視聴者に新鮮さがなくなりつつあります。特に、オーディションの過激な場面ばかりが注目され、試合そのものの面白さが二の次になっているとの批判が多いです。
また、試合内容自体も「つまらない」と感じる人が増えています。
1分間という短い試合時間は、格闘技の技術や戦略を十分に発揮するには不十分との意見があり、特に格闘技ファンからは物足りなさを感じるとの声が上がっています。京口紘人選手も「1分では格闘技の奥深さが表現できない」と指摘しており、試合の短さが魅力を削いでいると言えます。
さらに、本気で挑戦する参加者が減り、エンタメ性や売名目的の参加者が増えたことで、視聴者の期待に応えられなくなったことも原因の一つです。参加者の真剣さが薄れ、試合の熱量が低下していることが、「オワコン」と言われる大きな要因になっています。
ブレイキングダウンが飽きたと言われる理由はなぜ?
視聴者が「ブレイキングダウンに飽きた」と感じる背景には、試合までの流れのマンネリ化が大きく関わっています。
特に、試合前のオーディションや乱闘シーンは当初こそ斬新でしたが、何度も繰り返されることで視聴者に飽きが来てしまった可能性が高いです。
また、過度な演出が視聴者を引き付けるために使われ続け、結果として「やりすぎ」「品がない」といった批判が増えています。
さらに、試合そのものの短さや単調さも「飽きた」と感じる要因です。
ブレイキングダウンの試合時間は1分間という短さが特徴ですが、その短さゆえに技術や戦略を十分に発揮できない試合が多く、格闘技としての魅力が薄れているとの指摘が多くあります。
1分間の試合では決着がつかないことが多く、観客にとっても「すぐに終わってしまう」という印象を強めているようです。
また、オーディションでの過激な乱闘シーンや罵倒合戦が話題となっても、試合後には選手同士が和解してYouTubeでコラボする姿を見せることが多く、視聴者に「ヤラセではないか?」と疑われる場面が増えていることも「飽きた」と感じる理由になっています。
ブレイキングダウンのPPVの売り上げは好調?
一方で、ブレイキングダウンのPPV(ペイパービュー)の売り上げは、好調を維持しています。
例えば、2024年6月に行われた『BreakingDown 12』では、過去最高の売り上げを記録し、視聴者の関心がまだ高いことが伺えます。
視聴者が「飽きた」と感じている一方で、実際には多くの人々が引き続き視聴していることが分かります。
特に、若い世代では短い時間で結果が出る「タイムパフォーマンス」を重視する傾向があり、1分間の試合というフォーマットが逆に支持されている面もあるのです。
また、ブレイキングダウンのYouTubeチャンネルでも、オーディションや試合後の映像がバズり続けており、朝倉未来さんが手掛ける関連動画は驚異的な再生回数を誇っています。
こうしたデータを見る限り、視聴者の飽きという声がある一方で、依然として注目度の高いイベントであることは間違いありません。
まとめ
ブレイキングダウンは「オワコン」と言われる一方で、PPVの売り上げやYouTubeの再生回数からも分かるように、多くの人々に支持され続けています。
しかし、マンネリ化や試合の短さ、真剣な参加者の減少が視聴者の飽きを生んでいるのも事実です。朝倉未来さんが次回の大会に向けて新しい企画を考えていることもあり、今後の展開次第では再び盛り上がる可能性があります。
ブレイキングダウンがこのまま「オワコン」になるかどうかは、運営側の工夫と視聴者の期待にどう応えていくかにかかっているでしょう。
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